ふうき自然塾のキャンプについて
ふうき自然塾のキャンプは他団体が開催しているものとは、大きく違う点がございます。
また以前にいくつかのお問い合わせがありましたものについて、まとめてご紹介いたします。以下の情報をご参考にキャンプ参加について考えていただければと思います。また、以下の点について気がかりがある場合は、お申込みはご遠慮いただければと思います。
少人数制について
ふうき自然塾のキャンプは定員を15名として開催しています。これは子ども達の『やってみたい』という個々の気持ちを大切にしているからです。各キャンプはあらかじめ、日程やプログラムが決まっていますが、それに縛られることなく、その日その日の天候や子ども達の様子に合わせて、当日の予定変更をすることもあります。臨機応変に対応するために、定員を15名としています。
ふうき自然塾のキャンプはただ参加する参加者とそれを実施する団体という関係ではなく、キャンプに参加するすべてのお子様と保護者様を一つの家族として考えています。一人の悩みや心配は参加者全員、スタッフ全員、保護者の皆様全員の悩みであり、心配であると考えていただければと思います。皆様のご理解があってはじめて、ふうき自然塾のキャンプは成り立っていると考えています。
キャンセルについて
15名定員で活動をしていますので、原則申込み後のキャンセルはご遠慮いただいています。少人数での活動の維持のため、お申込みの際はどうかご考慮をお願いします。7月1日以降のキャンセルは、キャンセル料として、参加費の50%が必要になることがありますので、ご注意ください。
1.標準旅行業約款・国内旅行に係る取消料 (貸切船舶を利用する場合を除く) | |
---|---|
キャンプ開始21日前までに取り消した場合 | 事務手数料¥10,000 |
旅行開始日の前日から起算してさかのぼって20日目(日帰り旅行にあっては10日目)に当たる日以降に解除する場合 | 旅行代金の20%以内 |
旅行開始日の前日から起算してさかのぼって7日目に当たる日以降に解除する場合 | 旅行代金の30%以内 |
旅行開始日の前日に解除する場合 | 旅行代金の40%以内 |
旅行開始当日に解除する場合 | 旅行代金の50%以内 |
旅行開始後の解除または無連絡不参加の場合 | 旅行代金の100%以内 |
移動について
2019年度のサマーキャンプにつきましては、ほぼ全コースに置いて、公共交通機関(京急線または、貸切バス、東京湾フェリー)の利用となっています。
東京湾フェリー金谷港以降の移動につきましては下記記載のとおりになります。
募集人数15名のキャンプにつきましては、移動には大型のハイエース(定員子ども15名大人5名)を利用しています。大人2名の席に子ども3名乗車で全員での移動はとても窮屈です。大きなリュックなどは車上のキャリアに積み込みます。大人2名の席には、子ども3名用のシートベルトはついていますが、補助席にはついていません。
前述の少人数制についての項目の臨機応変に対応するために、あらかじめ自前の移動手段を確保しています。また、ふうき自然塾までの道が狭いためこれ以上大きな車は入ることができません。
このようなキャンプを開催している団体はほかにはありません。移動手段について気になる場合は、他団体のサマーキャンプに参加していただくことを強くお勧めします。
ただし、このような移動手段を利用していますので、安全には十分気をつけて開催しています。今年で14年目を迎えるふうき自然塾の”サマーキャンプですが、今まで一度も事故や大きなけがはございませんので、ご安心ください。バスの運転手は代表の高瀬(ゆうやリーダー)がすべて担当しています。
水辺の安全について
各種ウォーターマンキャンプおよびそのほかのプログラムにおきましても、夏場は水あそびをプログラムの中心にしています。そこで、ふうき自然塾では安全対策の一つとして、水あそび時には次の道具の着用を徹底しています。
水あそび全般(海水浴や釣り・川あそびなど)で非常に役立つものがライフジャケット。基本的にプールあそびをのぞいて水辺ではこのライフジャケット着用であそびます。次に使用場所は限られてきますが、ふうき自然塾のおすすめアイテムがモンベル社製サワーシューズです。本来は沢登り(シャワークライミング)用に開発されたものですが、これが滝あそびや磯遊びに最適。ふうき自然塾では、モンベル社に子ども用サイズの製作を依頼し、20センチ、21センチを試供品として提供していただいています。この靴の特徴は靴底がフェルト生地になっていて、摩擦抵抗があるため、苔のはえている滑りやすい場所でも滑りにくくなっているため、子ども達を足場の不安定な場所に連れて行くのにも安心です。
また、事前に危険個所や危険な行為の説明をしっかりおこないます。おさない、走らない、無理をしないの、お・は・むを合言葉に水辺での活動をおこなっています。
あそびについて
すべてのあそびにおいて私たちは強要をすることはしていません。やりたくないことについては、やらなくてよいと考えています。子どもが挑戦したいと思いながらも、一歩を踏み出せない、そんな場合は後押しをしますが、やりたくないと思っていることを無理やり挑戦させるようなことはしていません。今年できなくても、来年できるようになればいい、なれればいいね、と思っています。
宿泊について
宿泊はふうき自然塾の母屋古民家を利用します。マットレスの上に寝袋を使います。山小屋での雑魚寝のイメージです。
食事について
キャンプ中の食事は、子ども達とスタッフが全員分作ります。片づけも子ども達がおこないます。普段、あまり手伝わないお子様もキャンプ中はみんなお手伝いを率先してやってくれています。食事や片づけ、お手伝いもすべて含めてキャンプととらえています。
毎食、そのようなことをしていたら、遊んでいる時間が少なくなるじゃないかというご意見がたまにありますが、他団体のキャンプには、上げ膳据え膳のキャンプもたくさんありますので、そちらにご参加ください。
いろいろと心配になるようなことを正直に書いてみましたが、すべては参加する子ども達のために考えてのことです。楽しいキャンプはあたり前、楽しいだけでなく、子ども達の成長に少しでもお役に立てればと思っています。楽しいことはみんなで体験する、嫌なこともみんなで分かち合う。みんなで決めたこと、事前にやってはいけないということをした場合は、厳しく接することもあります。
ひと夏の思い出として、子ども達のココロに残るようなサマーキャンプを開催するために、ふうき自然塾スタッフ一同精一杯、準備をしています。皆様のお申込みをお待ちしています。
キャンプQ&A
指導・引率について
各キャンプ定員15名につき、引率スタッフ(以降リーダーと表記)が4名以上、活動のサポートをおこなっています。リーダーはふうき自然塾のスタッフ研修課程を修了した、大学生・社会人を中心に構成されています。ふうき自然塾でのリーダーの役割は子ども達にとって一番身近なお兄さん、お姉さんとして、身の回りのお手伝いや心のケアなどをおこないます。はじめて1人で参加される場合は、特に不安が大きいものです。そんなときはリーダーが、キャンプにはやくとけこめるようにお手伝いしていますので、はじめてのお子様も心配いりません。
プログラムについて
旅行ツアーのように、次はこれ、その次はこれと次から次へと盛りだくさんなプログラムを提供するようなことはしません。ひとつの体験、あそびをおこなう中で子ども達自身の気持ち・創造力をを大切にしています。
一つ一つの体験がただ『やったことがある』体験とならないよう、体験したことが参加者ひとりひとりの心に残るような、体験を作っていきます。
グループ分け・指導体制・スタッフ体制
少人数制の観点から、プログラム中は特にグループ分け(班編成)はおこないませんが、プログラム中は子ども4名に1名以上の割合でスタッフが活動のサポートをおこなっています。
ただし、安全上特に必要な場合は少人数のグループ分けをおこなうこともございます。
参加年齢層について
年齢の大きい子は、年齢の小さい子のことにも気にかける。逆に小さい子は大きい子を頼りにする。年齢の幅を大きく取っているのは、お互いに年齢差を認めあい、お互いに成長を助け合う関係を築くことを望んでいるからです。
幼稚園の子が小学5年生の子をお兄ちゃんと頼りにして、逆にお兄ちゃんは自分のことだけでなく、小さい子のことも手伝ってあげる。やがて幼稚園生だった子は自分がしてもらったように、自然にしたの子のことを気にかけることができるようになってもらいたいと思っています。
はじめて参加する
みなさん、最初ははじめてですので、はじめて参加されるお子様にはスタッフが他の参加者とはやく仲良くなれるように導いていきます。はじめてのお子様がまた行きたいと思っていただけるように活動することが私達の役目だと考えていますので、ぜひ一度ご参加ください。
一人での参加
参加者の半数以上が一人で参加しています。お友達と参加しても、一人で参加してもどちらの場合も、同じように楽しめ、仲良くなれるようにスタッフが導いていますので、一人で参加する場合も心配なくご参加いただけます。
男女比
参加する男女比については各プログラムによって違います。おおよそ、男女比(男子の多い場合も女子の多い場合も含め)7対3~5対5程度です。万が一、男子14名対女子1名(逆もあり)などのようになってしまった場合は、事前にご連絡をします。
お風呂
ふうき自然塾(千葉県富津市金谷)でおこなわれるキャンプは基本的に屋外のドラム缶風呂を子ども達で沸かしての入浴となりますので、シャンプーをしたり、ゆっくりと入浴はできませんので、ご了承ください。ただし、2泊以上のプログラムは状況により、入浴施設を利用する場合もございます。
その他の施設を利用するプログラムは、各キャンプの詳細に記載がございますのでご確認ください。
おねしょが心配なのですが
小学生のうちは、おねしょをしてしまうこともあります。就寝前にトイレを促したり、事前に指示をいただければ夜間にトイレに起こすこともできます。おねしょをしてしまったということで、スタッフが叱ったり、その子に嫌な思いをさせることはしません。
心配な方は、オムツを用意していただいてもかまいません。その場合はスタッフに言っていただければ、他の子ども達に分からないように対処いたします。
ご家庭ではおねしょがなおらない子どもも、キャンプ生活、集団生活を通して少しずつなおっていったということもありますので、心配な方は事前にお知らせいただければ最善の方法を考えさせていただきます。
ホームシックになってしまったら
ホームシックは多くの子が経験することです。ホームシックになってしまった場合はスタッフが最良の方法で克服できるように対処します。
しかしながら、お子様が参加を希望していないのに無理に参加させるようなことは避けてください。何歳から参加できるかという質問を多くいただきますが、ふうき自然塾のキャンプには一番小さい子で3歳10か月のお子様が一人で参加したのが一番小さい子です。特にホームシックになることもなく楽しく過ごしました。逆に小学4年生になってもホームシックになってしまう子はいます。特に幼児や小学1年生ではじめてのサマーキャンプとなる場合は、お子様と十分に話し合ってから参加を検討してください。親離れ、子離れは各家庭、各子どもそれぞれ環境によって違いますので、保護者の方の判断をお願いします。参加されるほとんどのお子様はホームシックになるのを忘れるほど楽しんでいますので、過度に心配されることもありません。心配な方は申込み前にご相談ください。
キャンプということはテントに泊まるのですか?
ふうき自然塾(千葉県富津市金谷)で開催されるプログラムはキャンプといいましても、基本的には自然塾の施設(築150年の古民家)に泊まります。
寝るときは寝具または寝袋などを使って、広さ約40畳ほどの広間で男女別に寝ます。
自然塾周辺には大きな道路もなく、静かなところにあります。
夜は本当の夜の暗さを体験でき目覚めとともに鳥のさえずりが聞こえてきます。
また、その他の施設を利用する場合は、テント泊、ロッジ泊の場合もあります。
現地集合ですか?
いいえ、活動にもよりますが横浜駅、東京駅などで集合解散をしています。
詳しくは申し込み後に送られてくる、しおりをご確認ください。
また、ご希望により、移動ルート上の駅での集合解散などの対応をしていますので、申込時にお問合せください。
安全に対する考え方
子ども達は遊びに夢中になるにあたり、転んでひざをすりむいたり、包丁などで指を切り多少の血が出ることも日常的にあり得ます。これらの行動も小さなものであれば、この次にはより気をつけようと考えるきっかけとなります。あれはだめ、これはだめと事故の無いようにと禁止事項を増やすのではなく、事前に子ども達自身でも安全に気を配るように、自然塾では子ども達を導いていきます。
事故が起きた場合は?
そのようなことがないように十分に注意をしていますが、万が一事故が起こった場合は精一杯の対応をさせていただきます。応急手当をした後、保護者の方と連絡をとりつつ、必要に応じて医療機関へ搬送します。また、自然塾主催の活動には下記傷害保険に加入していますので、保障の範囲内で対応させていただきます。
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
傷害保険(参加者・指導者とも)・死亡後遺障害
2,000万円
入院 4,000円/1日
通院 4,000円/1日
賠償責任保険限度額 1億円