あるサマーキャンプの紹介です。
こんな雰囲気でキャンプを運営しています。参加の際のご参考になさってください。
キャンプ当日、はじめてのサマーキャンプでドキドキな子ども達や毎年サマーキャンプで再開する子ども達など、ここからサマーキャンプが始まります。もちろん、初めての参加のお子様もたくさんいらっしゃいますのでご安心ください。ふうき自然塾のキャンプでは参加者がリラックスして参加できるよう心がけています。
東京駅八重洲中央口改札口を出て正面にあるライオンのコインロッカーが集合場所です。
集合時に心配事やお薬の服用方法など個別事項がありましたらお知らせください。出発日調査票というものをご用意していますので、そちらに記入またはネット送信も可能です。
東京駅から上越新幹線にて、上毛高原駅まで約70分です。おやつを食べたり、リーダーやお友達とお話しして過ごします。時に動物園のように大はしゃぎの時がありますが、公共交通機関利用の際はお静かに願います。上毛高原駅からふうき自然塾までは送迎バスで約50分、正味約2時間で到着します。送迎バスは子ども送迎歴17年のゆうやリーダーが担当しています。子どもが酔わないような運転を心がけています。車酔いが心配な方は酔い止め薬をご用意ください。
到着したら、しばし自由時間ののち自己紹介タイム。お名前、読んでほしい呼び名、好きな◯◯(食べ物、スポーツなどなんでも好きなものをひとつ)を発表し合います。ちょっぴり緊張しますが、これをしないとみんなの名前がわからないのでがんば!
ここから、基本的にノーマスクで活動します。食事も一緒、お風呂も一緒、何もかも密なのでマスクだけの対策をしても効果はないと考えています。キャンプ中は手洗いうがいの励行、規則正しい生活で元気に過ごして免疫力アップでいきます。キャンプ参加数日は特に体調管理には気をつけてく参加ください。
続きまして、キャンプ中のやりたいことを発表し合います。釣りがしたい、川あそびがしたい、弓矢を作りたい、星空観察、虫捕り、肝試し、花火などなど毎年いろいろな意見がでます。出た意見ををまとめ、グループ分けしたり、日程を調整したりとここからがキャンプ本番です。はじめはいきなりこんなには意見は出ませんが、日が経つにつれ慣れてくると友達ができ、最初の予定はどんどん変わっていきます。これがこのキャンプの良いところです。そして、ひとりひとりのやってみたいを叶えられるように、お互いに協調したり、多数決ではない決め方をしていきます。
その後、夕食、入浴、夜のプログラムへと続きます。
翌日からいよいよ活動開始です。昨夜の話し合いから今日は川あそびチームと池で釣りチーム、虫探しチームに分かれて活動です。基本的に毎回3チーム程度に分かれての活動になります。ワンダーキャンプ、夏の自然塾の両参加者がいる日程は2コース一緒になってチーム編成します。川あそびチームだけは安全面から最大15名としています。川あそびには全員ライフジャケットの着用、足元が滑る場所では沢足袋を着用、安全具はすべてこちらで用意しています。
キャンプ中は朝夕の静かにする時間を取り入れています。サマーキャンプなので、あそびだけをやれば良いのでは?と思われる方はそういうキャンプに参加してください。長期キャンプの子ども達は毎年、膨大な宿題に追われる子もいますが中学生、高校生、大学生のお兄さんお姉さんが講師がわりに隣で見守ってくれています。また、異年齢ならでは、子ども達同士でも教え合いがあります。教えることが1番の知ることへの近道です。30分程度の時間ですが、積み重ねると大したものになります。参加される方は、ぜひしっかりとしたものをご用意することをおすすめします。
一日3食の食事は、キッチン担当スタッフが準備してくれますが、片付けや配膳などは子ども達が担当します。また、リクエストメニューの受付や子ども達が作って食べる日もあります。この日のメニューはお好み焼きと焼きそば。食欲旺盛の子ども達は一人で3枚4枚食べてしまうので、焼き係は大変ですが、みんながおいしいおいしいと食べてくれるとついついがんばってしまいます。また食器片付けや洗い物なども順番に担当します。強制ではないのでやらない子もいますが、こういうお手伝いはキャンプ中のスパイスとなり、子ども達同士、子ども達とスタッフの距離が近くなるきっかけになっています。
長いキャンプと言っても、あっという間に終わってしまいます。楽しかった思い出、楽しくなかった思い出ももちろんあるはずです。今年出来たこと、出来なかったこともあるはずです。全ての思い出を胸に、涙のお別れです。持ち物や作ったものを持ち帰るのを忘れずに。
帰りは往路の逆をたどって帰ります。東京駅で解散後、横浜駅に移動します。また、来年会いましょうね。
とこんな感じがキャンプの日常です。キャンプ中の様子はブログ、動画、写真などで随時お伝えしていますので、保護者の方もキャンプの様子をその日のうちにご覧いただけるようにしています。
最後に
新しいふうき自然塾は、群馬県の片品村花咲(“はなさく”と読みます)にあります。片品村?の名前は知らなくても、♪はるかなおぜ〜遠い空♪で有名な尾瀬は知っている方が多いと思います。その尾瀬の群馬県がわの玄関口のむらです。隣の市町村はみなかみ町、川場村、沼田市、栃木県日光市などがあります。山道で接しているのは新潟県魚沼市、福島県檜枝岐村と4県と接しています。標高1000メートルに位置するため夏でも涼しく、猛暑知らずの場所です。水と空気の美味しさは村民の誇りです。