2022年最後のプログラムは恒例の季節の自然体験、冬の自然塾を開催します。夏、春同様に、自然の中で思いっきり体を動かして、大きな声で笑い、子ども達のストレス発散の一助になればと思います。
今回は3つの日程をご用意。冬休み前半、後半、通しで開催します。より長くのびのびを体験したい方は通しでご参加ください。
夏春の自然塾同様、冬の自然塾も決まったプログラムはありません。やりたいことを仲間同士で話し合い、準備をして、プログラムを実行します。なので、1日の基本スケジュールはありますが、1日目は何をして、2日目はこれをしますという内容は決まっていません。ただ、決まっていることは、規則正しい生活を送るということです。
冬の自然塾 実施要項
キャンプ名 | 冬の自然塾 |
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日程 | 2024年12月26日~12月30日 4泊5日 |
定員 | 定員15名 |
対象 | 小学生・中学生※幼児の方はご相談ください |
宿泊 | お宿 ふうき自然塾 |
移動 | 往復:上越新幹線を利用 |
集合 | 東京駅 9:45 |
解散 | 東京駅 15:30 |
参加費 | 小学生¥95,000 中学生¥100,000 |
モデルスケジュール
時間 | 活動 |
6:30 | 起床 |
7:30 | 朝食 |
8:30 | 朝の学習(1h程度) |
9:30 | 午前の活動 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 午後の活動 |
17:00 | 入浴 |
18:00 | 夕食 |
19:00 | 夜ののんびりタイム |
21:30 | 消灯 |
こんなことを予定しています
あそび編
昨年12月中旬のふうき自然塾の様子です。寒気が来ると一気に冬景色に変わります。一面の銀世界、誰にも邪魔されない雪あそび場に。
夏には川流れで使う浮き輪チューブは冬にはそりチューブに変身。思い思いの場所でそりを満喫。
裏山を探検しながら程よい斜面を見つけるとソリ滑り。一面雪に覆われた世界は、雪あそびに最適です。子ども達の想像力を発揮していろいろなあそびが湧いてきます。
牛乳、生クリーム、砂糖、お好みでバニラエッセンス、いちご。この材料で何ができるでしょうか。正解は雪を利用したアイスクリームづくり。そのほかに必要なものは、ボールと泡立て器。雪をボールの形に固めて、そこに塩をバラバラと入れます。ボールに材料を入れて、泡立て器で手早く混ぜていきます。ウソのように簡単に手作りアイスクリームが出来上がります。
たき火上手になると雪上でもたき火ができます。え〜なんで〜?ウソ〜、ウソではありません。雪の森で乾いた枝を探し、たき火。こんな体験なかなかできません。冷えた体を温める、美味しいものを焼く、お昼ご飯を作る、雪上のたき火体験はとっても貴重な体験です。
雪だるま、カマクラづくり•••片品村に降る雪は水分の少ない”からっかぜパウダー”と呼ばれているサラサラの雪。なかなか思うようには固まらないのですが、水分の多い雪を見つけて、大好きな雪だるま作りを。
冬の遠征、今年こそはぜひに行きたい国内最大級の屋外スケートリンク。お弁当を持って遠足気分でちょっと遠征。スケートに足湯、ロープウェイなど普段あまり行かない方面へ行くことも。※日程、天候により行かない場合もあります。
ふうき自然塾のキャンプでは、朝起きてから夜寝るまでずっとおもしろ三昧です。外が寒すぎるからちょっとお部屋でのんびり、今日は気が向かないからお部屋にいる、そんな子ども達のために、施設内でも充分遊べる設備を用意しています。室内で鬼ごっこやかくれんぼなどもできるほどの古民家です。せっかくのキャンプなのに、室内で過ごすの?と思う方もいるかもしれませんが、親元を離れて、普段と違う環境で過ごすだけでも、現代の子ども達には十分な刺激です。一度にあれもこれもと欲張らずに今抱えている問題を一つずつ片付けていく。初めて参加される方には、これくらいの気持ちで参加していただくことをお勧めします。
こんなことを予定しています
生活編
- 生活リズムを維持するために、早寝早起きの規則正しい生活を心がけます。
- そのために日中身体を動かしてあそびます。または、頭を使います。起床は6時台、消灯は22時までに、ゲームもyoutubeも基本なしです。
- 朝学習の習慣、夏休みの長期キャンプの時もそうですが、冬の自然塾では自然体験が主な目的ですが、朝ごはんの後に少しだけ、朝学習をします。みんなでやる勉強は意外とはかどります。
- おいしい食事、規則正しい生活、共同生活で乱れた生活を取り戻そう。 心配が長い期間続いていますが、子ども達の精神衛生を整えて、新しい気持ちで新年を迎えましょう。
大切にしていること、プログラム概要
ふうき自然塾の設立理念のもとに、あれやこれやと押し付けるような日程は決まっていません。
やりたいことは、たくさん実現できます。こんなことがやりたい、やってみたいということがあれば、調べるところから実際に体験するまで、子ども達が成功体験を味わえるように、子ども達が自ら考えて、良い方法を探して、実行する。短期間の体験活動では味わうことのできないことを実現します。
自然の中で様々な体験をしていきます。
初めて会う子ども達同士で一(いち)からキャンプを作り上げていきます。
山での体験、川での体験、仲間との共同生活での体験、さまざまな体験を子ども達自ら話し合い、決め、準備をし、活動を進めていきます。楽しいことだけでなく、時には困難なことにも向き合い、子ども達同士で乗り越える経験や日常生活とは違い、自然の中であえて不便なことにチャレンジしそれらを達成することで生きる力や生活力を育んでいくキャンプです。
みんなで協力して過ごす期間は、目に見えない力をきっと手に入れることでしょう。
期間中の生活について
- 一番大切にしていることは、集団生活の中で、子ども達自身で考えて行動することです。
- 移転に伴い、入浴は大浴場を利用します。
- 食べること、あそぶこと、生活にかかることのすべてを体験します。4泊以上のキャンプでは、自分の洗濯物を干し、取り込み、たたむ、そんなことも経験します。楽しいことだけでなく、嫌な事にも挑戦し、ぜひ克服してほしいです。
- その他、天候や子ども達の状況を見て、いろいろな自然体験をおこないます。また、事前にご家庭で調べたことなどを実践することも可能です。
- このキャンプでは参加の子ども達が自ら考えて行動することを目標としています。
- どんなことができるかということはありますが、どんなことをするかは、子ども達と話し合いの上決めていきます。あらかじめ、こちらでこんなことができると決めてしまうと、子ども達に固定観念ができてしまいます。
- 『こんなことをやってみたい』そんな気持ちで、参加いただければと思います。
- 安全対策について 冒険やチャレンジは危険を冒すことではありません。子ども達との話し合いの上、活動実施前にはスタッフが事前の下見などを行った上での活動となります。
- このキャンプは長期キャンプですので、学校で出される宿題や観察など、各お子様別に柔軟に対応しますので、何か特別なことがありましたら、お知らせください。